ごく当たり前の生活のなかに、感動と興奮という非日常を届けたい。
株式会社東急レクリエーション
代表取締役 専務執行役員
久保 正則
映画館の持つポテンシャルにこんなにもワクワクする時代は、これまでありませんでした。
視聴環境の多様化に伴い、映画はいつでもどこでも観られるようになりました。しかし、だからこそ、大スクリーンと大音響で味わう感動と没入体験の価値は見直されています。さらに、音楽ライブや演劇公演、スポーツイベントの中継など、多様なエンターテイメントを体験できる場所としても、映画館の可能性は増しています。
今こそ、映画館なのです。
2009年、109シネマズは国内で初めてIMAX®デジタルシアターを導入しました。海外で初めてIMAX®の映像を観たとき、「この最新技術による興奮と感動を日本にも届けなくては」と心に決めたことを今でもよく覚えています。最新技術をいち早く導入することで、お客様に極上の体験をしていただく。それもこの仕事の醍醐味のひとつです。
同時に、109シネマズは、地域に根ざしたシネマコンプレックス=シネコンを目指しています。劇場を新たにつくる際には、その土地に存在する意味を踏まえたコンセプトを立て、それに基づいて準備を進めていきます。地元の方々に喜んでいただける映画館でなくては意味がない。そう考えているからです。
自然災害や感染症の流行など、さまざまな困難な状況を私たちは経験してきました。そんななか、エンターテイメントを届ける意義とは一体なんなのか、109シネマズは考えてきました。そうして生まれたのが、この理念です。
「私たちは、エンターテイメントを通して、心豊かで活力ある社会づくりに貢献します。」
豊かに生きていくために、エンターテイメントは欠かせません。ごく当たり前の生活のなかにある非日常を、私たちは提供したい。日々の暮らしのなかに感動と興奮を届けることが、地域に根ざした映画館の役割です。
そのために必要なものは、挑戦の姿勢です。一緒に働く仲間には、日々チャレンジしてほしい。成功とは、数多の失敗を重ね、その改善の先に実を結ぶものです。だから我々は挑戦する仲間をリスペクトします。激動の世界を面白がって、柔軟な思考で、新しいチャレンジに挑む方々、そして「109シネマズに来場してくださったお客様の喜ぶ顔が見たい」と思っていただける方からの応募を、心よりお待ちしています。